運動をもう少し取り入れましょう、というと運動神経が…とスポーツは苦手でと言われる方が結構いらっしゃいますが、そんなに身構えなくても大丈夫です。まだ妊活を始める前はスポーツで体力づくり出来たり、血行が良くなるなどいいのですが、妊活を始めてからは激しすぎる運動（スポーツ）で疲れてしまっては逆効果の場合もあります。元々スポーツの習慣の有無によっても個人差はありますが、妊活における運動というのは、ウォーキングをはじめヨガやストレッチなどのスロートレーニングで体力づくりや柔軟性を養う中で血行よくしていくことと思っていただくといいですね。

これは〈歩く〉という動作性がとても大切だからです。ひとは歩く時に脚を前後に動かしています。後ろ足を蹴りだして前に出していく行為です。この脚を前に出す時に使われる大腰筋が重要なのです。大腰筋は身体の中を横断するように付いているインナーマッスルの中でも大切な筋肉で、中を横断しているということは内臓に隣接しているわけで、その筋肉をよく動かし血行をよくすることは内臓に対してもいい効果があるということなのです。