これはこれから不妊治療（体外受精）をしていこうかと考える方にも、治療途中で保険適用に切り替えていこうか考えてる方にも大切な年齢のおはなしです（令和5年1月時点）まず、治療開始初日の段階で奥様の年齢が43歳未満であること。ですので、42歳のうちに少なくとも始めないとそもそも保険適用になりません。あと保険適用で出来る治療の回数は最大で6回です。奥様が40歳未満で体外受精の治療を始めた場合42歳いっぱいまで→6回奥様奥様が40歳以上で体外受精の治療を始め42歳いっぱいまで→3回となりますので、なるべく多くチャレンジしたいと考える場合は39歳中に体外受精の治療開始にならなければいけません。治療開始は初めて病院に行く初診ではありませんのでギリギリではなく余裕をもって通院を開始することが大切です。回数が多いに越したことはないですよね。結構治療は40歳過ぎてから考えるって方も多いのですが、その少し前から始めるだけでも可能性は広がります。30代は治療なしでがんばると思われる方もいらっしゃると思いますが、卵子の残数やホルモンバランスなどは個人差が大きいので体外受精にいきなり踏み切らなくても、自分の体質を知っておくことは大変重要です。

不妊治療の治療費保険適用は主には奥様側の治療費の話ですが、中には男性不妊に対応している病院もあります。自治体の不妊治療助成事業内容を検索してみてください。病院が掲載されています。男性不妊の保険適用病院を調べるのはそこを参考にするといいと思います。

あと、奥様側の保険適用治療に関してですが、採卵を先に何回もして凍結しておこうというようなことは保険適用では出来ません。1回の採卵→移植完了で保険適用となりますので、治療のやり方を希望通りに組むことは難しいです。あと、保険内で使える薬も限られています。違う薬を使うとなれば保険は適用されなくなります。そのため、自分の体質を知っていることや、合わない薬がある場合は確認することが大切になります。