2023年春時点ということですが、保険診療では卵胞を採り貯めてから移植することは出来ないそうです。通常の保険診療で治療を開始してしまうと採卵→移植となり、一度その方法で治療を始めると途中で卵胞を採り貯めてから移植をしたいという変更が叶わないようです。卵胞を採り貯めることは自費治療では可能です。

現在はまだ制度のブラッシュアップとして変更も多いので、病院で体外受精をお考えの場合は自分が思い描いている治療が可能であるか、現状はどうなのかということを病院に確認されることをおすすめいたします。

卵胞の残数の見込みが、年齢であったり、持病のある方・あった方などは既往歴により少ないかもしれないという場合には、採卵して多く凍結しておきたいという方もいらっしゃいます。また年齢によって卵胞の残数は少なくなるものですが、個人差も大きいものです。病院での不妊治療を始める前に卵胞の残りがどれくらいかを調べる検査（保険適用ではない検査で少々金額がかかりますが）を一度はされることがおすすめです。そうすることで、今後の向き合い方を考える一助となります。

妊活の向き合い方（方向性）を考えるためのお話は、個々でも変わってきますので詳しくはご来店時にお伝え出来たらと思います。